投稿者プロフィール

西原 哲也NNAオーストラリア社長兼編集長

早稲田大学社会科学部卒業後、時事通信社入社。外国経済部記者を経て、香港大学大学院アジア研究修士 課程(MAAS)修了。NNA香港版編集長、中国総合版編集長などを経て現職。著書に「進化する香港 競争力ナンバーワンの秘密を探る」(共著・ NNA)、「秘録・華人財閥 日本を踏み台にした巨龍たち」(NNA)、2012年8月に「覚醒中国 秘められた日本企業史」(社会評論社)を上梓。

西原 哲也一覧

  • 第155回 「名誉毀損の慰謝料」

    オーストラリアのメディア業界にとって衝撃的ともいえる連邦裁判決が3日にあった。オーストラリア市民権を取得した中国人実業家の周沢栄氏が、公共放送ABCと新聞発行大手フェアファクスの親会社である民放ナインの2社を相手取って起…
  • 第153回 コロナ禍とホームレス

    弁護士の仕事以外にボランティア活動をしているオージーの友人から、「炊き出しボランティアに一緒に行かないか」と誘われた。街にいるホームレスの人々がどんな生活をしているのか興味津々だったので、こちらは開口一番に「行く!」と回…
  • 第152回 アーダン首相人気の背後で

    先週末に行われたニュージーランド(NZ)議会(一院制、定数120)の総選挙では、アーダン首相率いる労働党が圧勝し、予想外の単独政権を実現できることになった。アーダン首相は当面、国内では向かうところ敵無しの状況で、国内外で…
  • 第151回 豪メディアに登場する中国外交官

    オーストラリアと中国の緊張関係が続いている。中国は既に豪産の大麦と牛肉に輸入規制をかけているが、第3の標的としてワインにも規制を強化し始めており、一向に手を緩めていない。政治的なしこりがある際、貿易面で圧力をかけるのは中…
  • 第150回 ロックダウンは有効か

    もしも日本で例えるなら、次のような事態と言えるかもしれない。四国の南北で陸続きの香川県、徳島県、高知県の3県で、南の高知県が、新型コロナウイルスが拡大してロックダウンしたとする。徳島県と香川県は、コロナ対策が奏功し、感染…
  • 第149回 MMTは幻想か

    昨年半ば頃から米国では大きな話題となっていたのに、日本やオーストラリアの主要メディアではさほど盛り上がらなかった話題が、最近になってオーストラリアの全国紙で取り上げられるようになってきた。現代貨幣理論(MMT)のことだ。…
  • 第148回 国家はどんな人材を育てるのか

    オーストラリアのモリソン政権が、新型コロナ後を見据え、続々と国内の制度を変更しつつある。その中で非常に興味深いのは、大学の学費を全面的に見直す計画が含まれていることだ。オーストラリアに将来必要とされる数学や農業などの科目…
  • 第147回 国家安全法の衝撃

    最近、世界で中国関連のニュースが怒とうのように降りかかる中で、中国に経済のキモを握られているオーストラリアの果敢な対応を興味深く見ている。28日には、中国政府が全人代で、香港で激しい共産党批判を犯罪とみなす国家安全法の制…
  • 第146回 コロナで暴かれる心の闇

    オーストラリアで最近、新型コロナウイルスのまん延で、中国系を中心に、アジア系オーストラリア人への人種差別が飛躍的に増えている。こうした人種差別に関わる被害はオーストラリアに限らず、世界的規模で起きているようだ。一方で、同…
  • 第145回 賞賛されるNZアーダン首相

    景気対策では、国家間で政策自体を厳密には比較できない。それぞれの国の社会や経済環境が異なるためだ。だが、今回の新型コロナウイルスへの防御対応では、どの国も直面している問題はほとんど同じであるため、各国指導者の采配力や政策…

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食品業界で流行の概念「クリーンラベル」とはどういった概念でしょうか ?(答えは記事中に)

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