鶏肉業界、大規模広告キャンペーン開始

 豪鶏肉連盟(ACMF)が豪州食肉畜産生産者事業団(MLA)に対抗し、市場規模が27億豪ドルに上る鶏肉の良さを訴えるため、過去最大の広告キャンペーンを展開する。先月28日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙が報じた。MLAが「赤肉は食事の必須要素」など栄養面から鶏肉を攻撃していることに対抗したもの。雑誌の掲載広告やダイレクトメールを中心に据える。国民の健康志向に訴えることを主眼にしており、医師、栄養士、栄養学者の見解を念頭に置いた内容とする。医師らを味方につけることができれば効果も違うと考えているという。MLAは長期にわたり広告キャンペーンを張っており、最近の宣伝では「われわれは赤肉を食べるようにできている」というキャッチコピーを使用している。こうした攻撃的広告の背景には、シェア率の差が縮小しているという事実がある。過去9年間で、食肉消費に占める牛肉・子牛肉の比率は36.2%から32.1%に低下した。一方、鶏肉の比率は29.5%から35.3%へ拡大。ラム肉も17.1%から21.1%へ拡大した。鶏肉の販売動向では、パッケージ商品やデリカなど調理済み商品の販売が増加している。

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

オーストラリアのオーガニック食品業界の今年の成長率は、年何%と見込まれているでしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る