肝吸虫、豪南東部の家畜約6割に寄生

 豪州南東部では、牛や家畜など肝臓に寄生する肝吸(かんきゅう)虫の感染率が約6割にも上ることが、同地区の酪農・畜産農家500軒を対象に行われた調査で明らかになった。7日付ウィークリー・タイムス紙が伝えた。肝吸虫が寄生した乳牛は、牛乳の生産率と品質、成長率、受精率がそれぞれ低下するという。乳が出る期間を通して1頭当たり最高300リットルの牛乳が失われる計算になる。1リットル30セントの割合で1匹が寄生するごとに90豪ドル、500頭の乳牛を飼う農家なら4万2,500豪ドルの大損害となる。専門家のボレー博士は、「感染の初期段階で治療すれば、損害を防ぐことができる」と注意を呼びかけている。同博士によると、感染してから肝機能に障害が出るまで2週間かかり、その間に肝吸虫を取り除けば、長期的に肝臓が蝕まれる心配はないという。

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