QLD農業団体、電子タグは高いと主張

 クイーンズランド(QLD)州拠点の農業団体アグフォースが、肉牛の生産履歴を記録した電子タグの価格はもっと引き下げられると主張している。2日付ランド紙が伝えた。牛の耳に装着することが義務付けられている電子タグは、全国家畜個体識別計画(NLIS)の下でトレーサビリティー(生産履歴追跡)を確保することが目的。農場識別番号など個々の家畜の生産履歴が記録されていて、情報はデータベースで一括管理されている。QLD州では1,170万頭の牛に付けられているが、アグフォースは、大手メーカー2社が同州市場の95%を寡占しているため、適正な価格競争が行われていないと指摘している。小規模メーカーのシェア率はわずかで、価格形成に影響を与えることができないという。アグフォース肉牛部のテイラー部長によると、QLD州政府のNLIS補助金によって、タグの価格は1個当たり60豪セントの水準まで下がる見通しだった。しかし、価格低下は実現していない。テイラー部長は「市場に出回っているタグはすべてNLISによる厳しい品質テストに合格し、QLD州農水省の承認を得ている」と述べ、他メーカーの商品購入も検討するよう呼びかけている。

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