小型牛デキスター種、田舎暮らしで人気

 都市や郊外を離れ、田舎暮らしを始める市民が増加しており、これに伴い、一度は絶滅の危機に瀕した小型牛のデキスター(Dexter)種の人気が急速に高まっている。先月30日付オーストラリアンが報じた。デキスター種はアイルランド原産のケリー種を改良した乳肉兼用の牛で、背の高さが1メートル弱と小さいものの、クリーム質の生乳を1日10リットル程度出すという。保有する土地面積が狭く、農業の経験が浅い初心者に人気だ。気性がおとなしく、餌になる草さえあればほとんど手間がかからないのも利点とされている。デキスター牛協会を作ったガーディナーさん(68)がこの種のことを書物で知ったのは、夫と退職後の計画を立てていた15年前だという。当時、デキスターはほとんど省みられることのなかった存在で、数が少なかったこともあり、当時の購入代金は1万豪ドルに上った。だが現在では繁殖が盛んになり、1,000〜3,000豪ドルで入手可能。国内の飼育頭数は6,000頭余り。英国でも同様の現象が起きている。物価高が田舎暮らしや、家庭菜園ブームのきっかけとなった。ガーディナーさんによると、デキスターの肉は高品質で、やや霜降りがかかり、柔らかいという。

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

ソラマメが過去最大の豊作を記録しました。しかし、ここ1カ月の価格は上昇しています。なぜでしょうか ?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る