畜産大手AACo、赤字決算の見通し

 牛肉価格低下の影響で、畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)の業績が赤字に転落する公算が高くなった。17日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙が伝えた。トムズ最高経営責任者(CEO)は「12月末までの暦年決算が赤字になることは確実だ」と言明した。業績悪化の理由として、9月以来の世界的な金融危機が牛肉を含む農産品の商品市場を直撃し、主要輸出先である米国や日本、韓国で、輸入業者や卸売業者が融資を受けにくくなったため、注文が減少したことを挙げた。こうした逆風を受けて、牛肉価格は9月に記録した1キロ当たり360豪セントの高値から一転して反落、同330豪セントまで9%下落したという。ただ、夏季の降雨など今後の動向によって相場が回復する可能性もあり、同CEOは「損失の規模が明らかになるのは1月末になるだろう」と述べている。

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