シドニー近郊で鴨生産好調、5年間で倍増

 シドニー北西郊外拠点の鴨生産業者ペペズ・ダックスは、生産量を5年前の1週間当たり3万6,000羽から現在は約2倍の同7万に拡大しており、不況にもかかわらず業績は好調だ。24日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙が伝えた。ゼネラル・マネジャーのヒューストン氏によると、同社は現在、年商1億豪ドル、従業員120人の規模に成長した。現在の顧客は、旅に慣れて鴨の味を知っている地元豪州人か、アジア系移民だ。しかし、目下の最大の目標は、鴨の世界消費の75%を占めるアジア市場への進出。香港やシンガポールでは、豪州産の鴨は鳥インフルなど疫病感染の恐れがないことが最大のセールスポイントになる。アジア輸出向け新工場が立ち上がれば、さらに従業員50人を新規雇用する予定だ。ホークスベリーからバジェリーズ・クリークまでの広範囲で21の生産者と委託契約を結び、供給体制も整えた。中には養鶏から鴨に切り換えた生産者もいるという。生まれてから出荷まで約1カ月半。小さな命はあまりに短い。ふ化した次の日に養鴨場に連れてこられ、42〜44日後に体重2.8キロまで成長すると、食肉処理施設で解体される。なお、鴨は鶏と比較して、1羽に必要なスペースがより広いことが特徴。鴨5,000羽分のスペースがあれば、鶏1万8,000羽を飼育できるという。

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