キング島の食肉処理場、精肉大手が閉鎖

 豪州本土とタスマニア(TAS)州の間に浮かぶTAS州キング島で3月下旬、島内唯一の肉牛処理場が閉鎖されたため、出荷される肉牛は生きたまま海を隔てたメルボルン郊外の食肉処理施設に輸送されることになった。25日付ウィークリー・タイムズ紙が伝えた。親会社のブラジル系精肉大手JBSスイフトが、無期限の操業停止に踏み切った。排水処理装置の改善に200万豪ドル必要だが、島内での食肉処理施設運営は採算が取れないという。このまま再開されなければ、島の人口の16人に1人に相当する約100人の雇用が失われる見通しだ。また、肉牛の有名ブランド「キング・アイランド」の存続が危ぶまれる可能性がある。キング島のアーノルド市長は、島の外で解体処理された肉牛を「キング・アイランド」のブランド名で販売した場合は、JBSスイフトを提訴することも検討するとしている。

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

オーストラリアのオーガニック食品業界の今年の成長率は、年何%と見込まれているでしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る