AACo株譲渡提案、大株主が反対表明

 地方産業大手フューチャリスが計画する畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)持ち株譲渡計画が、頓挫する可能性が出てきた。AACo発行済み株式の14.99%を保有するアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置くインターナショナル・フードスタッフス(IFFCO)が反対を表明したためだ。19日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。AACoは国土の1%を保有しており、事業を常に継続してきた企業では豪州で最も古い歴史を誇る。フューチャリスは今年2月、AACo株式をIFFCOに1株1.7豪ドル、総額6,740万豪ドルで売却していた。さらに発行済み株式の19.9%をダンケルド・パストラル・グループに譲渡し、見返りにダンケルドから北部準州の農場2カ所を1億500万豪ドル取得することで合意していた。取引は4月27日に開催の臨時株主総会にかけられる。畜産業界関係者や仲介業者は、IFFCOはAACo支配株の取得を狙っており、推定1株2.50豪ドルで株をIFFCOに売却するよう圧力をかけるため、反対を表明したと見ている。IFFCO幹部は、「会社が長期的にどの方向に進むかの戦略策定にわが社は関与を希望している」と積極的に経営に関わる意向を表明した。

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

オーストラリアのオーガニック食品業界の今年の成長率は、年何%と見込まれているでしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る