AAcoの12日総会、役員選出は混とん

 畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AAco)の年次総会が近づいており、現段階ではアラブ首長国連邦(UAE)のIFFCOグループのポーリウリス氏の役員会入りが確実視されているが、残り4人の役員選出に関しては接戦が続いている。9日付ランドが伝えた。IFFCOはAAcoの19.9%の株を保有する最大株主。役員会の空席は5席に対して、7人が立候補している。自身も現役員であるAAcoのヘディング会長は、現在役員を務めるトイニー氏と、ポーリウリス氏に対する投票を求める手紙を株主宛に自費で送付したという。ポーリウリス氏ら以外の立候補者は、当時AAcoの大株主であったフューチャリスが再選を拒んだことで役員会を去った前代表のテイラー氏と、同氏の辞職とともに役員を退いたロバーツ元取締役。また最近取締役に就任したヒューズ氏、ロニー氏も再立候補している。ヘディング会長は、昨年が干ばつや燃料費、飼料費の高騰、豪ドルの高騰、世界的な金融危機と非常に厳しい環境だったとコメント。また同時に地方産業大手エルダーズ(旧フューチャリス)保有の自社株放出や負債の削減など、課題が多かったと振り返った。同会長は、土地4カ所の売却には批判が集中したとはいえ、負債が4億3,000万豪ドルから2億6,500万豪ドルに減額したと説明。エルダーズが自社株を握っている状態ではほかに選択肢がなかったと弁解した。

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