畜産大手AACo、資本調達策を否定

 畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)は19日、現時点では資本調達を急がず、当面の事業運営に注力する方針を発表した。20日付オーストラリアンが伝えた。ブリスベーンの食肉処理業者キルコイ・ミートワークスの取得が浮上していることについて、AACoは「大局的な見地からキルコイ取得の可能性を調査してきたが、買収に積極的に関与したり、戦略的・商業的な実現可能性について検討している事実はない」と否定した。その上で、経営陣と従業員が、繁盛期のピークにある畜産事業に専念することが重要だとの認識を示した。同社は、「今年初めの(豪北部の)洪水で気象条件が好転したことの利点を最大限に生かせる」としている。なお、アラブ首長国連邦(UAE)の食品大手IFFCOグループはこのほど、全体の19.99%を保有しているAACo株をマレーシアの子会社IFFCOポルトリー(IPCSB)に移管した。IPCSBは、IFFCOグループとマレーシア最大のプランテーション企業フェルダの合弁企業であるフェルダIFFCO(FISB)が100%所有する。AACoの株主は先週、ヘディング会長の退任を決議し、IFFCO側の役員選任の余地を広げた。新会長には公認会計士のロニー氏が就任している。

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