オーガニック肉需要、前年比2〜3割増

 ビクトリア(VIC)州ギップスランドの小規模牧畜農家チェリー・ツリー・オーガニックでは、昨年の同時期に比べて需要が20〜30%伸び、業績も好調だ。干ばつとラム(子羊肉)の小売価格の急騰も一因だが、オーガニック肉の人気の高まりが背景にある。4日付オーストラリアンが伝えた。同農場では現在、485ヘクタールの敷地で子羊3,000頭と牛1,000頭を飼育している。経営者のブランディー氏は、人々の健康志向が業績に直結していると説明。人工着色料や添加物などに対する懸念が以前よりも広まっていると指摘する。オーガニックの牧草を与えられたアンガス種とヘレフォード種の肉牛は、ギップスランドのオーガニック専門の食肉処理場で処理した後、最長4週間熟成され、オーガニック肉用のボーニングルームで除骨した後、精肉店やレストランに出荷される。加工された肉の半分はVIC州内の精肉店に販売される。ブランディー氏は、「オーガニックと聞くと、新しい流行ものと考える人も多いが、伝統的な慣習を再び取り入れただけ。人工肥料や除草剤などが開発される前には、昔の人々はオーガニックの食品を食べていた」と述べ、事業拡大には関心がないと話している。

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