オーガニック認定、精肉店が知識不足

 有機無農薬(オーガニック)の牛肉を扱う精肉店の多くが、オーガニックの根拠を証明できなかったり、認証団体について正しい知識を持っていない――先月31日付ランドが伝えた。豪消費者委員会(ACA)傘下の消費者向け雑誌発行「チョイス」が、シドニーとメルボルンの精肉店29店を対象に調査した結果、販売している牛肉がオーガニックであることを証明する認証団体について、正確に答えることができたのは11店にとどまった。調査結果について、チョイスのジン広報担当者は、「およそ3分の2の小売店が正確な情報を消費者に伝えることができていない。(オーガニック食品の)需要が伸びる中で、消費者は(小売店を)信用できない」と指摘した。豪検疫検査局(AQIS)が正式に認定しているオーガニック認証機関は国内に7つある。生産者がオーガニック認証を受けるには、ホルモン剤や抗生物質、除草剤、殺虫剤を使用していないこと、遺伝子組み換え技術を使用していないこと、家畜が自由に動き回れる飼育環境にあること、などが条件となる。しかし、輸出用の食肉をオーガニックと表示する場合はこうした機関の認証が義務付けられているものの、国内市場では認証は任意となっている。統一規格の策定・管理を行う団体スタンダード・オーストラリアが現在、作成しているオーガニック製品の統一基準でも、オーガニック表示の認証は強制されない予定だ。

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