誤解招く高齢牛肉の販売、NSW規制へ

 ニューサウスウェールズ(NSW)州のマクドナルド一次産業相は9日、質の低い高齢の牛の肉の販売を同州で規制する方針を示した。10日付シドニー・モーニング・ヘラルドが伝えた。輸出用の国産牛肉には、厳格な品質認定基準オーズミート(AUS−MEAT)が施行されている。一方、国内市場では、ひき肉にしか利用できない低品質の高齢の牛(3年6カ月以上)由来の肉が通常の牛肉として流通しているという現状がある。「お買い得」と表示すれば、古い牛肉も通常の商品として販売できるとの合意があるためだ。同相は、「牛肉の品質表示に対する消費者の懸念は理解できる」と語り、輸出向けのAUS−MEATと同等の基準を、同州の食肉解体業者に導入する考えを表明した。同州だけではなく、規制は全国規模で実施する必要があると強調した。トーベイNSW州下院議員(無所属)はこのほど、生産者の自己申告によって同様の品質基準を導入するとした議員立法を同州議会に提出している。上院委員会は今年、低品質の高齢牛の肉を通常通り販売するのは消費者の誤解を招くと批判、AUS−MEATと同様の認定制度を国内市場にも導入することを勧告していた。

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

ソラマメが過去最大の豊作を記録しました。しかし、ここ1カ月の価格は上昇しています。なぜでしょうか ?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る