NZ食肉業界、為替と需要減で打撃か

 ニュージーランド(NZ)の食肉生産農家は今後1年間、羊肉や牛肉に対する需要が低下しつつあることに加え、NZドル高の影響で厳しい状況に直面する――NZ農林省が指摘している。23日付NZヘラルド(電子版)が報じた。農水省クライストチャーチ支部の天然資源チーム責任者であるグリア氏によると、2008/09年度の羊肉・牛肉の生産利益は、家畜価格の上昇を背景に10倍に跳ね上がった。しかし、過去2年間の干ばつの影響で羊と牛の頭数は下落を続けており、現在の平均頭数は2年前に比べ、1ヘクタール当たり1頭少ない状況だという。同氏はまた、「NZドルの上昇により、生産者による直売価格は今後も下落が見込まれる上に、幾つかの市場では需要も落ち込んでいる」と指摘。食肉業界は向こう1年は厳しい年になると説明した。ただし、昨年度の利益と低金利に支えられ、多くの農家では負債削減を進めることができると述べている。

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