養卵大手、融資期限超過で事業再編圧力

 養卵生産ファーム・プライドは12日、債務借り換えについて金融機関と合意に至らず、融資の返済期限を超過していたことを明らかにした。12日付ヘラルドサンが伝えた。同社が返済期限を守れなかったのは、過去1年間で2回目という。ファーム・プライドは従来のケージ飼育の生産業者だが、近年はフリーレンジ(放し飼い)の鶏卵への需要が高まっていることから業績が落ち込んでいた。昨年度の税引き前利益は64万4,000豪ドルで、前年度の406万豪ドルから大きく減少。銀行への債務は1,550万豪ドルから2,400万豪ドルに膨れ上がった。同社は現在、ケージ飼育からフリーレンジへの転換を図るため、平飼い設備への投資を進めている。しかし、債務の増大が懸念材料となっており、債権行から事業再編の圧力を掛けられているもようだ。一方で同社は、ウエストパック銀をはじめとする債権行との交渉が続いているとして、債務借り換えの失敗が事業に影響するとの見方を打ち消している。

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