生体家畜輸送、準備不足で多額のコスト

 生産業者による準備が十分になされていないために、生体家畜の国内輸送業者は年間5,000万豪ドル以上の無駄なコストを費やしていることが、豪州家畜輸送協会(ALTA)の2009年度の調査報告書で分かった。17日付クイーンズランド・カントリー・ライフが伝えた。ALTAが全国の生体家畜輸送業者35社を対象に調査を行ったところ、全体的に生産業者の準備不足が見られ、輸送用クレートの洗浄が「隠れた」コストになっているという。また、洗浄には年間で約60億リットルの水が使われている。報告書は、生産業者がわずかな準備を行うことで洗浄回数が25%減少し、年間1,255万豪ドルのコスト削減と15億リットルの水の節減につながるとしている。費用が掛かるだけでなく、汚れた床ですべって家畜が積込路から落下したり、個々の家畜ごとに洗浄が必要になって遅配が発生したりなどの悪影響もあるという。調査結果に基づき、ALTAはニューサウスウェールズ州農業者連盟(NSWFA)や豪牧畜業者協会(ALFA)、豪食肉産業カウンシル(AMIC)などと共同で「輸送前の準備ガイド」の草案を作成を開始。今年前半に全国的な業界の指導書として配布されることを目指している。

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