牛ヨーネ病、VIC〜SA州間で緩和

 南オーストラリア(SA)州政府はこのほど、ビクトリア(VIC)州からSA州に牛を販売する際の牛ヨーネ病(BJD)強制検査を廃止すると発表した。両州の関係者はこれを歓迎している。10日付ウィークリー・タイムズが伝えた。この検査制度は、SA州でのBJDまん延防止のため9カ月前に導入されたが、SA州の野党は同制度が業界の成長を妨げると批判。VIC州の農家も、制度の導入が難しく、廃業が増加する畜産業界でさらに業界の衰退を助長するとして強く反対していた。今回の制度廃止の決定により、酪農家は家畜の売買が行われる時のみ、BJDの数値告知が義務付けられる。SA州政府は現在、廃止した制度に代わるBJD対策の導入を検討中。SA州BJDプログラムのロジャーズ部長によると、この「家畜健康状態提示案」では、同州政府が家畜農家により詳細なBJD情報を提供するほか、販売業者に家畜のBJDやワクチン接種などの健康情報開示を求めるという。同部長は、「この案はまだ草案の段階」と説明。ただ4年前に羊に対して導入された類似案が100%順守されている例に言及し、新制度も導入されれば同じ効果を発揮すると自信を示している。

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