パースの飲食店、和牛ステーキに挑戦
- 2010/3/19
- 畜産
西オーストラリア州パースのカジノ街バーズウッドの飲食店ロックプール・バー&グリルでは、和牛ステーキの提供を開始する。価格は200グラム110豪ドル。キャビアに600豪ドル支払うカジノ客をターゲットにしている。15 日付ウィークリー・タイムズが伝えた。ロックプールの経営者ニール・ペリー氏は、シドニーとメルボルンの両店舗でも和牛ステーキが受けていることから、パースでの成功にも自信を示している。だが、フレーザーズなどのレストランを経営するオブライエン・グループのクリス・テーラー最高経営責任者(CEO)は、パースとメルボルンなどではカジノ客の性質が違うと指摘。健全な市場競争は歓迎するとしながらも、ペリー氏の方針に疑問を呈している。マチルダベイ・レストランのゼネラルマネジャーであるウォーウィック・レービス氏も、大金を賭けるハイローラーの多くは、200 グラム110 豪ドルのステーキに手を出さないという点では同意見。「より手ごろな価格で和牛を楽しみたいと思うはず」と考えているという。マチルダベイでは昨年、和牛ステーキをメニューから外した。当時の価格は75 豪ドルだった。レービス氏は、バーズウッド・エンターテインメント・コンプレックス内に来年2月に開設する新店舗では、再び和牛ステーキをメニューに加える考え。今回は価格を58 豪ドルに抑える予定という。
地声人語・湖城の窓から過去の記事
-
2021/2/26
地声人語・湖城の窓から- vol.490
-
2021/2/19
地声人語・湖城の窓から- vol.489
-
2021/2/12
地声人語・湖城の窓から- vol.488
-
2021/2/5
地声人語・湖城の窓から- vol.487