食肉店で売上増、料理番組の影響か

 スーパーマーケットから地元の食肉店へと、消費者の回帰現象が起きている。22 日付ランドが伝えた。豪養豚業者団体「オーストラリア・ポーク・リミテッド(Australian Pork Limited)」がニールセンの統計を用いて行った調査によると、2009 年に食肉店で肉を購入した人の数は前年から2.4%増加。一方、スーパーでの食肉購入者数は1.8%減少したことが分かった。品質やサービスの良さなどに加えて、テレビで人気の料理番組「マスターシェフ」の影響もあるようだ。「マスターシェフ」について、ニューポートで食肉店を経営するコワルスキー氏は「手軽な肉の調理法や肉質の重要性などの情報を、消費者に提供している」と評した。これまでスーパーで肉を購入していた消費者の多くが、「マスターシェフ」を通じて食肉や調理法などの知識を深め、質の良い肉を求めて地元の食肉店で肉を購入し始めたとみられる。実際、コワルスキー氏の店では、新規顧客の多くが以前はスーパーで食肉を購入していた人びとだという。豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)のコックス氏は「過去数カ月間で食肉店の市場シェアは増加しており、消費者が個人経営の食肉店に戻り始めたことは明らか」と解説。ただ、この傾向が持続するかについては「判断するには、まだ時期尚早」と述べるにとどめた。

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