中国で豪産赤肉需要増、経済発展に伴い

中国では豪州産の赤肉需要が今後、ますます高まるとみられている。背景には、経済発展に伴う可処分所得の増加や生活の都市化と西欧化がある。15 日付ランドが伝えた。中国では伝統的に赤肉の消費量は多くなかったが、経済成長とともにほかの市場と比べて急成長を見せている。国民1人当たりの羊肉と牛肉の年間消費量は30年前の各500グラムから現在ではそれぞれ3.5キロ、5キロに増えている。農業金融機関ラボバンクの調査報告書「フィーディング・ザ・ドラゴン(Feeding the Dragon)」によれば、1996年から2008年の間に中国の羊肉と牛肉の消費量はそれぞれ200 万トン、250 万トン増加したという。中国の人口は世界の22%を占めるが、耕作可能な土地は全土の7%にすぎないことから、赤肉の国内生産はもはや経済的に成り立たないという。だが、高い輸入関税が障害となり、豪州産牛肉の昨年の輸入量は1万3,000トンと豪州の輸出量の1.5%にとどまっている。羊肉は2万4,000 トンで同15%。黒竜江省ハルビンで食肉処理場を営むハン・ルボ氏は今年、豪州産の食肉輸入を昨年の6,800トンから1万トンに増やす計画だ。同氏は買い付けのために頻繁に豪州を訪問。近い将来に豪州と中国の自由貿易協定(FTA)が締結されることを期待しているという。

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