生体牛の輸入、インドネシアが重量制限

インドネシア政府がこのほど、生体家畜の輸入に際し、1頭当たりの重量350キログラムの上限規定の遵守を決めたことにより、クイーンズランド州と北部準州の輸出業者に衝撃が走っている。6月28 日付ウィークリー・タイムズが伝えた。インドネシア向けには過去1年間で70万頭以上の生体牛が輸出されており、出荷量全体の81%を占めている。同国は以前から生体牛の輸入について重量制限を設けていたが、これまで施行されたことはなかったという。今回のインドネシア政府の動きは、生体家畜の輸入急増に歯止めを掛ける方針の表れとみられる。豪州北部で肉牛3 0 万頭を飼育するコンソリデーティッド・パストラル・カンパニーは、国内の生産業者が生体牛の最大40%の新たな輸出先を探す必要に迫られる可能性があると述べている。生体家畜の輸出を手掛けるエルダーズ・チャーターズ・タワーズのストレットン氏は、インドネシア向けの輸入制限によって肉牛の処理数が急増することはないとの見方を表明。ただし、重量制限が長引けば、生産業者は肉牛が成長する前に出荷するか、ほかの市場を探すかの選択を迫られることになると指摘している。

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