昨年度の肉牛価格、平均2.5%下げ

豪ドル相場の変動と海外需要の不透明さ、季節的要因の影響により、2009/10年度の全国の肉牛価格は平均で2.5%値下がりした。一方で生産業者の出荷量は増えている。12 日付ウィークリー・タイムズが伝えた。豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)のエコノミストのマクレイ氏によれば、主要市場である米国と日本向けの牛肉輸出量が落ち込んだという。昨年度の箱詰めの牛肉と子牛肉の輸出量は前年比7%増の89 万8,960 トンに増加したが、米国向けは同25%減の21 万500 トン。日本向けも4%減少した。同期の豪ドル水準は平均で1豪ドル= 88.2 米セントで、大量輸出部門では約4%の値下がりとなった。マクレイ氏は、豪ドルが前年度比で約18%上昇したものの、輸出市場が金融危機の打撃から回復したことで平均価格は2%の値下がりにとどまったと指摘。過去1年間の国内消費者マインドの改善も需要回復につながり、生産者に希望を与えたとしている。だが、この傾向は現在ではやや弱まっているという。

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