牛肉輸出が低迷、今後は増加の見通し

牛肉輸出が過去最低水準にある。ただ、豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)の中間予想では、今後は増加に向かう見通しという。4日付ウィークリー・タイムズが伝えた。MLAによれば、金融危機の発生以来、豪ドル相場の変動が輸出業者に大きな問題となっており、年初来の輸出低迷につながっている。1〜4月の牛肉輸出は生産量の59%と「記録的な低水準」にあるという。豪州の昨年の牛肉輸出は生産量の64.3%。MLAのアナリストのマクレー氏はこの割合が今年通年では63%となり、2015年までには66.5%に上昇するとみている。09/10年度の国内の牛肉消費は前年度比3.3%増の68億豪ドルで、小売価格の上昇率は0.2%にとどまった。生産量と輸出量の低下が価格にも影響しているという。豪ドルの乱高下とインドネシアの輸入規制が輸出を抑制する一方で、中東向け輸出の伸びとロシアなどの一部市場の改善に伴い、来年には輸出が回復する見込み。MLAでは、今年の牛肉輸出量を半年前の予測に2万5,000 トン上乗せした90万トンと予想。来年は94 万5,000 トンに達するとみている。

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