羊の赤身需要高まる、品種改良が決め手

羊肉の赤身と脂肪の配分は、雌羊の品種改良が決め手となる。豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)の羊研究開発部長のボール博士が指摘している。1 7 日付ウィークリー・タイムズが伝えた。ボール部長はMLAのフォーラムで講演し、雑種の羊に掛かる飼料コストの60〜70%は雌羊の維持に吸収されていると指摘。生産業者は雌羊の体重を75〜80キログラムに抑えるよう注意すべきだとしている。同部長は今年、体重120 キロの雌羊を見たと述べている。同部長によれば、末端の育種家がこれまで羊の成長に集中してきたため、筋肉と脂肪の割合が変化したという。同部長は「雌羊を育成する上で最も重要なのは赤身だ」と指摘。今後はより脂肪分が少なく健康的な肉が求められるようになると予測した上で、消費者の需要に対応できなければ牧羊業を続けることはできないと述べ、若い雌羊に赤身がなければビジネスが成り立たないとしている。メリノ種の雌羊の競り値は過去5年間で88%上昇。昨年だけで57%上がっているという。一方で市場競争もかつてない水準にあるという。

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