羊肉羊毛市場が変化、生産者の対応必要

生産業者は、羊肉と羊毛市場の変化への対応が迫られている。18 日付ウィークリー・タイムズが伝えた。ビクトリア州のベンディゴとハミルトンで先ごろ行われた競売は、売却率が高く、売値も高かったものの、買い手の要求の多さが際立った。これは新しい市場の傾向を反映しているものとみられる。最も特徴的だったのは、重い体重の羊への需要の大きさで、メリノ種の雌羊は羊毛の品質と枝肉の重さの双方を満足させることが求められた。出産率と子羊の生存率の高さへの要求も大きかった。さらに育種家は、管理コストを抑えるため、育成の容易さももとめている。ミュールズ手術の必要がないよう、臀部(でんぶ)のひだの少なさも基本だ。羊毛の需要も変化している。過去30 年間は、羊毛の細さが追求されてきたが、直径18.5 ミクロン未満のスーパーファインウールの価格が5年連続で下落傾向にあることから、細さよりも羊毛の量が重視されてきている。西オーストラリア州一次産業省の羊担当係員のケネディー氏は、繁殖家が品種改良プログラムのオーストラリアン・シープ・ブリーディング・バリューズ(ASBVs)を理解し、これに基づいて子羊を選択することができれば、市場の要求への対応も容易になると指摘している。

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