肉牛価格が上昇、世界的な需要回復で

肉牛の生産業者は、世界的な牛肉需要の回復と若齢牛の再仕入需要の恩恵を受けている。22 日付ウィークリー・タイムズが伝えた。肉牛生体価格の目安となる東部地区若齢牛指標価格(EYCI)は20 日、2006 年8月中旬以来の最高値となる体重1キログラム当たり371.5豪セントを付けた。価格が上昇しているのは若齢牛だけではない。体重330〜400キロの肥育去勢牛は先週、前年同期よりも12%高となる1キロ当たり196豪セントに上昇。体重400〜 500 キロの中型の去勢牛は7%高の同178 豪セント、ワギュウは7%高の同185 豪セントとなっている。世界経済が金融危機から回復し、牛肉の需給がひっ迫していることが、豪州の若齢牛の価格を押し上げている。国内的には、ビクトリア州とクイーンズランド州の一部の降雨が価格上昇につながっている。豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)の主任アナリストであるマクレー氏は、過去数週間の輸出市場が緩やかに回復していると指摘。特に過去2年は変動が激しかったロシアの需要が上向き始めていると述べている。同氏によれば、ロシアの年間牛肉輸入の上限は56 万トンで、ほとんどを南米から調達しているが、今月は豪州から5,000 トンを輸入する見込み。日本の豪産牛肉の需要も堅実に伸びており、月間3万トンを輸入しているが、ほとんどが安価な冷凍牛肉で、高級牛肉市場はいまだに低迷しているという。

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

小売り大手ウールワースが、ある事業の分離・上場を計画しています。それは何の事業でしょうか ?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る