乳牛の受胎率向上、VIC州で酪農講演

ビクトリア(VIC)州中部キャブラム(Kyabram)でこのほど、地元の酪農家の討議グループによる会合が開かれ、家畜の繁殖管理を手掛けるABSオーストラリアのコンサルタントのエイケンヘッド氏が乳牛の受胎率の向上について講演を行った。5日付ウィークリー・タイムズが伝えた。同氏は、受胎率を急激に高める方法はないとした上で、幾つかのアドバイスを行った。このうちの1つは発情発見率(heat detection)を向上させること。100頭を対象にした実験では、発情発見率が75%の場合、受胎率は38%で、発情発見率が95%の場合、受胎率は40%に上ったという。エイケンヘッド氏は、牛の受胎率をコントロールすることはできないが、同期化プログラムを導入することによって発情発見率は管理できると説明。毎日、発情をチェックし、記録を取ることが重要だとしている。同氏によれば、酪農業の規模が拡大するに伴い、1人の従業員や経営者が扱う牛の数は増えていると指摘。適切な発情管理をするためには、従業員に報奨制度を導入することも有効だと述べている。

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