豪産牛肉、輸出価格は来年も高値維持へ

需要増と世界的な肥育頭数の減少を背景に、豪州産牛肉の価格は来年も上昇する見通しだ。27 日付ウィークリー・タイムズが伝えた。ビクトリア(VIC)州ワンガラッタ(Wangaratta)拠点の輸出業者Qエクスポーターズ・インターナショナルのサイモン・キルティー氏は、牛肉価格が豪ドル急騰の影響を回避し、来年も高水準を維持すると予測。生体牛の価格は来年、対米ドルで9.1%上昇する見込みという。乳牛の肉はさらに高値が予想され、来年は対米ドルで11.2%上昇するとみられている。キルティー氏は先ごろVIC州ベナラで開かれた業界会合「ウェルカム・スワロー・アンガス(WelcomeSwallow    Angus)」で、集まった約100人の牛肉生産者らに対し、「豪州産牛肉の需要は伸びる一方だ」と説明した。米国では国内の牛肉処理量が年2%の割合で減少しており、頭数は来年末には1959 年以来の最低水準となる9,200 万頭未満に落ち込む見通し。関係者の多くは、米国の頭数が5年以内に9,000万頭を下回ると予想しているという。日本やインドネシア、韓国など米国以外の市場も金融危機の打撃から立ち直りを見せており、特にロシア向けは来年から増える見込み。日本の需要回復の速度は鈍いものの、依然として豪州産牛肉の輸出の40%を占めている

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