家畜の高値続く、多雨による供給減で

春には通常、羊や牛などの家畜頭数が改善するため価格が低下するが、今年は高値が続いている。クイーンズランド(QLD)州を中心に東部州で雨が多いことから、家畜の出産時期や出荷が遅れているためだ。11月29 日付ウィークリー・タイムズが伝えた。

農業サービス会社ロッドウェルズのビクトリア(VIC)州ベナラ(Benalla)支店のウェイ氏は、南オーストラリア州ナラコーテ(Naracoorte)地区で一次交雑の子羊価格が過去最高の300豪ドルに達したと説明。「供給不足が影響し、価格は予想を上回っている」と話した。11 月第4週には、主要なセールヤード(競売前の家畜置き場)で子羊の供給が前年同期比で23%低下した。雨の多い天候が影響して、特にVIC州南部のバララットやハミルトン地区では下落が著しいという。

全国家畜情報サービス(NLRS)によれば、牛も同様に、11 月第4週にセールヤードの頭数が25%低下している。QLD州での供給量が45%落ち込んだこともあり、東部地区若齢牛指標価格(EYCI)は1キロ当たり4豪セント上昇して372 豪セントに達した。NLRSの説明では、現在の好調な価格水準を背景に、生産農家では頭数拡大を目指す動きが広がっているという

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