鶏のユダヤ式と殺認可、動物団体が落胆

鶏のと殺方法に関し、ニュージーランド(NZ)政府がユダヤ教の規定に従った清浄処理方法の禁止を撤回したことについて、動物への残酷な行為の防止を推進する動物福祉団体が落胆を表明した。11月30日付NZヘラルドが報じた。政府は今年5月、食用の鶏を気を失わせてからと殺する処理方法を決定した。しかしカーター農業相は11月26 日、ユダヤ人社会の要望に基づき法務院とユダヤ人社会との間で数カ月間話し合われてきたユダヤ式処理方法(首を切断し血が流れ出るままにする)で毎年約1,000 羽の鶏をと殺することを例外的に認めた。動物福祉団体、王立ニュージーランドSPCAのキッペンバーガー最高責任者は「宗教上の事柄に口をはさみたくはないが、ユダヤ式処理方法は動物だけでなく処理にかかわる人にも苦痛を与える」と語った。別の動物福祉団体SAFEのクリーク理事は「動物は可能な限り人道的手段でと殺されるべき。宗教の自由は尊重するが、動物の福祉を犠牲にすべきではない」とコメントした。これに対し、ユダヤ人団体の広報担当者ズワーツ氏はラジオ・ニュージーランドの番組で、ユダヤ式処理方法は人道的と主張した。またイスラエルの日刊英字紙エルサレム・ポストもこの問題を取りあげ、「競技目的の狩猟を容認し、清浄と殺を認めないのは偽善」とするアビノアム・シャロン弁護士の寄稿を掲載した。

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