動物保護団体の新広告、豚肉業界が反発

動物保護団体アニマルズ・オーストラリアが年末にかけて、養豚場で使用されるソー・ストール(S o wStalls)と呼ばれる分べん檻(おり)を批判するラジオ広告を開始した。同団体は2008 年に根拠のない広告キャンペーンを展開して苦情が殺到した経緯があり、豚肉業界は「単に豚肉業界を破壊したいだけ」と反発している。20 日付ランドが報じた。アニマルズ・オーストラリアの新しいラジオ広告は、雌豚に扮した子どもの声で悲しげにソー・ストールの廃止を訴える内容だ。しかし、同団体のオーグジェス代表は、1年以上も養豚場を視察しておらず、同紙の取材に対しても、豚肉業界でどれだけソー・ストールが使用されているか答えることができなかったという。豪州の豚肉業界は先月、各生産者が任意で、17 年までに段階的にソー・ストールを廃止する方針を発表。これにより、9,500 万豪ドルのコスト増が予想されている。ニュージーランドもこの2週間後に、15 年までの廃止を目指して動物福祉法を変更すると発表した。豚肉の業界団体オーストラリアン・ポーク(APL)のスペンサー代表は、アニマル・オーストラリアの広告が本当の意味で動物福祉を問題としているのではないと指摘。「極度のベジタリアンである彼らは、消費者に肉を食べるのをやめさせたいだけ。業界がどれだけ改善策を提示しても、過激な活動家は攻撃し続けてくる」と述べた。アニマルズ・オーストラリアは08 年に、同様に子どもの声を使用し、豚肉生産者のすべてが動物を虐待しているとする広告キャンペーンを展開したが、事実に基づく内容ではなく、消費者に誤解を与えているとして広告基準局(ASB)に苦情が殺到していた。

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