羊の認証システム、生産履歴管理不十分

全国家畜個体識別制度(NLIS)の下に導入されている羊とヤギの認証システムは、トレーサービリティー(生産履歴)を管理するには不十分で、多額の資金を投じて改善する必要があることが分かった。12 日付ウィークリー・タイムズが伝えた。アニマル・ヘルス・オーストラリアの委託で6カ月前に実施した調査の報告書を、ウィークリー・タイムズが入手したもの。同報告書の内容は公表されていない。約200ページから成る報告書によれば、現行システムには、◇生産履歴の追跡基準を満たすには不十分◇口蹄(こうてい)疫の発生などの際に家畜の生産履歴を追跡できない◇2004年に合意した全国基準を満たすためには少なくとも年間1,000万豪ドルの資金を投じて改善する必要性がある――などの問題点があるという。認証システムの改善費用の大半は各州の拠出によって賄われることが期待されているが、報告書では各州政府の関与の意志についても疑問を呈している。豪羊肉協議会(SCA)のジョセフ代表は、報告書の内容はいまだ検討中のものであるため、言及するのは「適切ではない」と述べている。

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

オーストラリアのオーガニック食品業界の今年の成長率は、年何%と見込まれているでしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る