子牛の輸送、健康維持には飼料投与が鍵

メルボルン大学の研究者はこのほど、トラックに生きた子牛を載せて長時間の走行試験を実施し、輸送が子牛の健康に与える影響について調査を行った。この結果、適切な飼料の投与が重要であることが分かった。11 日付ウィークリー・タイムズが伝えた。同大学の准教授のアンドリュー・フィッシャー氏とピーター・マンセル氏は、生後5〜9日間の子牛を1台のトラックに60頭載せ、6〜12時間の走行試験を実施した。十分管理すれば、輸送は子牛の健康に悪影響を与えないとの仮説を証明するのが目的。研究は、酪農研究機関デアリー・オーストラリアの資金援助の下、3週間にわたって行われた。フィッシャー氏は、試験結果から、輸送に耐える体力を維持するためには子牛が出発前に十分な食事と水を与えられることが重要だと説明。さらに誕生直後に適切に初乳を与えることも非常に大きいとしている。デアリー・オーストラリアの動物福祉プログラムのブリジット・ピーチ―氏は、フィッシャー氏らの研究結果が、豪動物福祉基準(AAWS)が定める輸送時の休息期間の規定を支えるものだと指摘。農家は、輸送する子牛の年齢と健康状態のほか、輸送開始の6時間以内に飼料を与えることを守る必要があるとしている。

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