ミュールズ代替措置、年内に商用化も

コベット・テクノロジーズはこのほど、ミュールズ手術に替わる化学薬品による代替措置が年内に商用化される可能性があるとの見解を明らかにした。2日付ウィークリー・タイムズが伝えた。ハエウジ病対策として羊の臀部(でんぶ)の皮膚を麻酔なしで切除するミュールズ手術は残酷だとして海外の動物愛護団体などから廃止を求める声が上がっており、一部の買い付け業者の中には、豪州産の羊毛の購入を中止する動きも出ている。コベットのセントビンセントウェルチ研究開発(R&D)部長は、家庭でも用いられるラウリル硫酸ナトリウムをメリノ種の子羊に用いる「スキントラクション」が問題解決につながることに期待している。スキントラクションは、豪羊毛イノベーション(AWI)の資金援助を受け、過去4年間にわたって開発が行われてきた。子羊の臀部に塗布すると瘢痕(はんこん)組織が形成され、最終的にははがれ落ちてむき出しの皮膚になるという。豪殺虫剤・獣医薬当局(APVMA)に申請中で、昨年6月に600頭を対象に実施した実地試験でもミュールズ手術と同様の効果が得られているという。同研究開発部長は、化学薬品のコストが約1豪ドルで、労賃を含めても費用が抑えられると説明している。

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