7~9月の穀物肥育牛、前期比10%減少

豪フィードロット協会(ALFA)はこのほど、第3四半期(7~9月)の肉牛の飼育頭数が前期比で10%減少したことを明らかにした。前年同期比では7%減。豪ドル高に加え、フィーダーキャトル(素牛)の仕入れの需給ひっ迫が影響しているものとみられる。9日付ウィークリー・タイムズが伝えた。

ALFAのカドモア代表は、第3四半期に豪ドルが対米ドルで前年同期と比べて16%上昇したと説明。同期に穀物肥育牛の価格は6%上昇。飼料穀物の価格も同程度の値上がりを示したという。

一方で、海外需要がフィードロット業界にとっては明るい材料となっている。第3四半期の穀物肥育牛の輸出量は5万4,524トンで、前年同月比では8%減となったものの、前期比では2%増加した。

豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)のチーフエコノミストのマクレー氏は、豪州の牛肉輸出額の5割を占める日本向けの穀物肥育牛の輸出が東日本大震災の影響で落ち込んだと説明。ただし、韓国向け輸出は今年に入り、増加しているという。第3四半期の輸出は日本向けが19%減、韓国向けが5%増だった。

また、価格は上昇傾向にあり、体重500~600キログラムの去勢雄牛は先週、1キロ平均3.46豪ドル(約273円)で取引された。これは前年同期比の同3.24豪ドルを6.8%上回っている。

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