ラム肉の品質向上に期待、遺伝子情報利用で

ニューサウスウェールズ(NSW)州一次産業省傘下のトランジー・アグリカルチャラル・リサーチ・センター(TARC)はこのほど、遺伝子情報を利用した新しい子羊の選抜育種の方法を開発した。ラム肉の品質向上につながることが期待されている。7日付ランドが伝えた。

NSW省の研究者であるモーティマー博士は、新たな遺伝子情報によって、子羊の特質と屠体成分の特質との関連性が初めて明らかになったと説明。これにより、ロイン(腰肉)やトップサイド(内もも肉)など、部位ごとの品質や量に応じて、品種を選抜することが可能になるという。

同博士によれば、シープCRCから必要な遺伝子情報を入手し、眼筋と脂肪の厚みなど、繁殖計画に利用されている生体子羊の測定方法に基づき、屠体の特質の変化などを分析。2007~09年の遺伝子情報に基づくと、ロインやトップサイドなどの重量が適度に受け継がれることが示されたという。

モーティマー博士は、今後10年の育種計画によって、枝肉の重量と眼筋の厚みの増加が期待できると述べている。

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