畜産大手AACo、頭数拡大計画を縮小

連邦政府がインドネシア向け生体牛輸出を禁止したことを受け、畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)は、飼育頭数拡大計画の縮小を検討している。輸出停止によって、飼育頭数が過剰に増えるのを防ぐため。9日付ランドが報じた。
AACoは、家畜が人道的な方法で取り引きされるために業界とともに取り組む意向を示したラドウィッグ農相の方針に賛成を示した。しかし、インドネシア向けの禁輸措置によって、2011年度の自社業績に影響が出るほか、同国への生体牛輸出を行ってきた豪州北部の地元経済や先住民社会が打撃を受ける可能性があると警告している。
同社のフェアリー最高経営責任者(CEO)は、今年に予定していたインドネシア向けの輸出頭数のうち、約半分の出荷を終えていると説明。ただ、すでに輸出業者に引き渡し、インドネシアへの出荷に向けて検疫手続きを待っている976頭に関しては、損失を計上しなければならない見込みだ。同社は11年度の税・利子・減価償却・特別損益調整前利益(EBITDA)を6,500万豪ドルと予測していたものの、これを5,000万〜6,000万豪ドルに引き下げている。
同社はまた、ダーウィンに予定している大規模な食肉処理場の建設計画を加速したい考え。来年下半期の操業開始に向け、連邦政府と北部準州政府からの支援に期待しているという。

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