豪産豚肉、シンガポールで人気維持

豪州にとって最大の豚肉輸出市場であるシンガポールでは、ブラジルや北米からの安価な冷凍豚肉との競争が高まっているものの、豪州産の人気は依然として根強いという。12日付ランドが報じた。
豪州からシンガポールへの豚肉輸出量は年間約1万5,400トンで、輸出高は6,350万豪ドルに上る。シンガポールのスーパーマーケットで販売される豚肉のうち豪州産が占める割合は、5年前の98%から現在は約3分の2に低下している。しかし、豚肉の業界団体オーストラリアン・ポーク(APL)のマーケティング部長であるヘイドン氏は、「市場シェアは低下しているものの、現在の供給量は(5年前に比べて)より持続可能な水準」と述べた。
ヘイドン氏によれば、食糧自給率の低いシンガポールは海外からの輸入品に対して厳しい品質基準を設けており、検疫規制の行き届いた豪州産食品への評価は高いという。他国産との競争激化に加え、豪ドル高による輸送コストの上昇にもかかわらず、シンガポールからの注文が落ち込む気配は見られていないもようだ。
ただ、豪州にとって2番目に大きい豚肉市場であるニュージーランドでは、市場競争の高まりと豪ドル高の影響で、豪州産のシェアは15%から10%に低下している。

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