子羊価格上昇、加工業者には逆風

世界的な需要増に伴い子羊の生産者の収入が増加する一方で、価格上昇が食肉加工業者にとっては逆風となっている。子羊の競売価格は先週、1頭当たり最高250豪ドルに達した。16日付ウィークリー・タイムズが伝えた。
ブラジル系食肉加工大手JBSオーストラリアは、15日にも子羊の冬季の先渡し価格を発表する予定だった。だが、向こう数カ月の価格と供給量の見通しが立たないため、これを延期している。同社の家畜マネジャーのチャップマン氏は、食肉加工業者にとって今後4〜5カ月は厳しい状況になると指摘している。
食肉加工業者は2年前には冬季の先物渡しの子羊を枝肉重量1キログラム当たり400豪セントで確保できた。だが先週の競売では、全国平均で同620豪セントとなっている。
全国の子羊の食肉処理能力は1週当たり10万頭。JBS子会社のスイフトは南オーストラリア州ボーダータウンで1日当たり8,000頭、ビクトリア州コブラムで同3,200頭を処理している。だが、同8,000頭のタスマニア州ブルックリンの処理場は、子羊の供給不足により稼働を停止している。
コーコラン・パーカーのリクソン氏は、ニューサウスウェールズ州コロワで14日に販売された6,500頭の価格は横ばいだったとした上で、食肉加工業者の需要増を背景に、5月から価格が高騰すると

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