豪産ラム肉の米国消費減、豪ドル高で

豪ドルが対米ドルで上昇を続けていることから、米国ではラム肉の輸入元を豪州からほかの国・地域にシフトしているようだ。豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)は、「現時点で大きな問題ではないものの、価格上昇が(米国での)ラム肉の消費に影響を及ぼしていることは明白」と指摘している。4日付ウィークリー・タイムズが報じた。
米国農務省(USDA)のまとめによれば、1〜3月期の豪産ラム肉の価格は35%上昇したという。ホテルやレストランなどの卸売り市場では、豪州産子羊の肋肉価格は1年前に比べて最大50%、脚肉は同26%上昇している。
米ワシントンに拠点を置くMLAのエドワーズ事業開発部長は、これまで豪産ラム肉が使用されていた小売り業界で、ほかの国・地域からの輸入品が使用され始めていると説明した。米国市場で豪産ラム肉が依然としてシェアを維持できている要因として世界的なラム肉の供給不足を挙げ、「豪州とニュージーランド、米国といった主要供給国ではいずれも供給不足に陥っている。好ましい状況ではないが、これによって豪産ラム肉が市場シェアを維持できているのは事実」と述べた。
一方で同部長は、米国内でラム肉の人気が高まりつつあることに言及。「メディアが高級料理雑誌でラム肉を紹介しているため、まだニッチな市場だが、ラム肉を消費する人が増えている」と話した。

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