インドネシア向け生体牛輸出、近く再開の可能性

今月8日から全面的に停止されているインドネシア向けの生体牛輸出が、一部再開する可能性が浮上している。連邦政府筋の情報として、20日付ウィークリー・タイムズが伝えた。
インドネシアへの生体牛輸出をめぐっては、同国の食肉処理場で行われている牛の残虐な扱いに対して豪州国内で批判の声が上がったため、連邦政府は禁輸措置に踏み切っていた。だが国内の畜産農家の一部が打撃を受けたことから、政府は輸出再開を視野に入れ、外交的手段で問題解決を図っている。西オーストラリア州政府のレッドマン農相は19日、ジャカルタ近郊の肥育場を視察。連邦政府のラドウィッグ農相も同日夜、インドネシアに向かった。
ラドウィッグ農相は20日から3日間、インドネシア国内の食肉処理場を視察するとともに、ススウォノ農業相を含めた政府関係者と会談する予定という。
政府情報筋は、全国紙オーストラリアンに対し、ラドウィッグ農相によるインドネシアの供給網に対する要望が受け入れられた場合、幾つかの食肉処理場を対象に輸出が再開する可能性があると述べている。
一方、豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)は17日、インドネシア国内の牛の追跡管理システムを「緊急整備している」と発表。同国の食肉処理場11カ所がすでに家畜の無痛気絶機を導入したとして、同国向けの輸出が近く再開するとの見通しを示している。

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