生体輸出禁止、牛以外の動物にも波及か

インドネシア向け生体牛輸出が禁止されたのに引き続き、豪州から輸出された羊がクウェートで不適切な扱いを受けているとの報告がなされた。無所属議員からは、牛に限らずすべての動物の生体輸出を禁止すべきとする法案が提出されている。21日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。
動物保護団体アニマルズ・オーストラリアは20日、無所属のウィルキー議員とゼノフォン議員と共同会見を開き、豪州産羊がクウェートの市場で引きずられ、意識を失いかけた状態で自動車のトランクに詰め込まれる映像を公表した。
両議員は上院と下院の両方において、動物の生体輸出を向こう3年間に段階的に廃止する法案を提出しているが、環境政党グリーンズ(緑の党)のバント議員は3年後の廃止は遅すぎるとして、早急に禁止するよう求めている。
豪州での羊の生体輸出高は年間約3億豪ドル。すべての動物を考慮した場合、輸出規模は10億豪ドルに達する。与党労働党内の一部では生体輸出の全面禁止を支持する声も聞かれているものの、労働党と野党自由党ともに、党として同法案を支持する可能性は低いとしている。

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