家畜輸出業者が値下げ、豪ドル高に対応

豪ドル高が続いていることを受け、輸出業者は家畜の価格を引き下げている。外国為替市場では今週前半に1豪ドル=105.57米セントをつけ、同110.1米セントの最高値からはわずかに下落したものの、専門家は今後も高値水準が続くとみている。18日付ウィークリー・タイムズが伝えた。
RBSモルガン・メルボルンのウェルズ社長は、「(豪ドルが)下がる理由が見当たらない」と指摘。向こう3年内に最高で1豪ドル=170米セントに達すると予想するアナリストもいる。
豪ドル高を背景に、東部地区若齢牛指標価格(EYCI)は先月、1キログラム当たり23.25豪セント下落。先週はさらに同9.5豪セント下げた。子羊価格も同様に下落しており、子羊価格の全国指標は先週、1キロ当たり約40豪セント安の同542豪セントとなった。
ミッドフィールド・ミーツのマッケンナ氏は、ここ1年の間に豪ドルが対米ドルで22%上昇したのに伴い、食肉加工業者の利ざやが縮小していると指摘する。牛と羊、子羊の価格は過去10日間で25%下落。このため買い付け業者は、値下がりを待っている状態という。
同氏によれば、豪ドル高は引き続き牛の輸出価格に下げ圧力となる見込みだが、供給不足を受け、羊と子羊価格は一定の水準を維持する見通し。

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

オーストラリアのオーガニック食品業界の今年の成長率は、年何%と見込まれているでしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る