豪産ラム肉輸出先、中東が米抜き最大に

2010/11年度(10年7月〜11年6月)の豪州産ラム(子羊)肉の輸出先で中東が米国を上回り、初めて最大となった。13日付ウィークリー・タイムズが伝えた。
中東向けの10/11年度のラム肉輸出は3万6,522トン、羊肉輸出は3万9,272トンで、ラム肉は前年度比10%増を記録した。これに対して、米国向けのラム肉輸出は同10%減の3万3,359トンだった。
豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)のチーフエコノミストのマクレー氏によれば、豪州産ラム肉の最大の輸出先はこれまで長らく米国だったが、景気後退により、同国では高価格と見なされているラム肉の需要減退につながったという。
対照的に中東市場は過去5〜10年間、安定して拡大。背景には、経済成長に伴い労働移民が増加していることから、安価な食糧の需要が高まっていることがあるという。
マクレー氏は、中東の需要が今後数年間、急速に伸びると予想。イスラム教徒が豚肉を食べないことも要因の一つとしている。
豪羊肉協議会(SCA)のジョセフ代表は、ラム肉と生体羊の輸出が「相互依存関係にある」と指摘。例えば、インドネシア向けの生体牛輸出が禁止された場合、豪州の牛肉輸出にもマイナスの影響が及ぶと述べ、養羊業が政府と協力して将来的な問題解決に当たることを望むとしている。

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