米国とオランダ、豪州の牛肉輸入再開を希望

豪州食品基準局はこのほど、牛海綿状脳症(BSE)の発生で輸入を停止していた米国とオランダから輸入再開の申請があったことを明らかにした。ただし、輸入再開審査の完了は早くても来年半ば以降になる見通しという。13日付オーストラリアンが伝えた。
同局の広報官は、米国とオランダが両国内でBSEの発生を防ぐ管理システムが効果的であると証明し、リスクアセスメントが完了するまでは豪州への輸出を再開できないことを明らかにした。
また同局では、来年の3〜5月までに輸入食肉の生産国ラベルの表示を小売業者に義務付けることに関する最終的承認が行われる見込み。米国とオランダからの牛肉輸入再開は、その新しい法律が施行された後になるもようだ。同局は「豪州人は豪州産食肉を好む傾向があり、BSEの発生などで食品の安全性に対する意識が高まってきている」としている。
アデレードで肉屋を営むハモンド氏は、外国産のほうが安いとしても、豪州産のみを扱うようにしているという。同氏は「店舗で扱っている牛肉はすべて農場から直送されたもの。そのため質の管理が容易」と語った。
豪州で消費される牛肉の大半が豪州産で、0.5%がニュージーランドとバヌアツから輸入されている。豪州ではまだBSEが発生したことはない。

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