豪消費者、安全な牛肉嗜好が強まる見通し

豪州の牛肉消費者の間で、肉牛の生産手法や産地についての詳細な商品表示を求める傾向が強まりつつあるようだ。
9日付ランドによると、豪スーパー大手コールズなどでは、高級牛肉に「ホルモン無添加」「放し飼いによる牧草飼育」などと表示するケースが増えている。ある民間調査では、豪消費者の約75%が「安全な高級牛肉を買いたい」とし、約16%は「“ホルモン・抗生物質無添加”の牛肉表示があれば、より多く払ってもいい」と思っているという。
こうした背景には、1999〜2008年の10年間に英国で“より健康志向で倫理的な”食品や飲料の売り上げが60億英ポンド(約7,200億円)と、3倍に増えたことがあるようだ。
豪州の畜産業界の流通チェーンは、大手4社の食肉加工業者と、ウールワースとコールズの2大小売り業者に実質的に支配されている。食肉加工業者は小売業者による主導を抑えようと、ホルモン無添加などをうたった「JBSのキングアイランド・ビーフ」や「タスマニアン・プレミアム・ビーフ」を自発的にブランド化してきたが、豪消費者の安全意識の高まりを背景に、小売業者も安全食肉表示に意欲的になった形だ。

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