春の子羊「丸々」と、今年の生育は良好

消費者が脂肪(ファット)を嫌う傾向が強まっていることを受け、業界では春季の子羊の呼称を「ファット・ラム」から「スプリング・ラム」や「ニューシーズン・ラム」に変える動きが出ている。ただし、今年に限っていえば「ファット」以外の呼び方は適当ではないようだ。過去2週間の豪州南部の降雨により、今年の子羊は例年よりも生育状況が良いという。8日付オーストラリアンが伝えた。

タスマニア(TAS)州南部フォーセットで牧羊業を営むブラッド・グラティッジ氏は、冬から春にかけて800頭の子羊を肥育。誕生後14週間で食肉店やレストランに販売することを目指している。

過去数カ月の温暖で湿潤な気候を受け、牧草や飼料の育ちが良い上、子羊が死んでしまう割合も低下。生育の早さを受け、過去数週間のブリッジウォーターの家畜市場では唯一、同氏が育成した体重42キログラムの子羊が出荷されたという。

全国的にも子羊の育成状況は好調で、TAS州のほか、南オーストラリア州とビクトリア州、ニューサウスウェールズ州では子羊の競売価格が過去最高水準をつけており、1頭当たり120〜150豪ドル(約9,030〜1万1,300円)、1キロ当たり5.5豪ドルで取引されているという。 一方で消費者は、スーパーマーケット大手コールズとウールワースの価格競争の恩恵を受けており、子羊のもも肉は今後3週間、1キロ8.99豪ドルの割引価格で販売されるという。

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