豪州産ラム肉の需要増加、羊の頭数減少が影響

豪州産のラム(子羊)肉の需要が高まっている。世界的に羊の頭数が減少傾向にあることが影響しているもよう。5日付ウィークリー・タイムズが伝えた。
10年前には米国産のラム肉が世界市場をけん引していたが、現在では豪州が最大の供給源となっている。豪州産のラム肉の生産量は年間4万2,000トン。
中東の2000/01年度のラム肉輸入は9,402トンだったが、10/11年度には3万6,602トンに増加。このうち3分の1は枝肉が占めているものの、もも肉や肩肉などの需要も上向いている。最高級部位プレミアムカットの中東向け輸出は10年前の255トンから1,529トンに増えている。
中国向けのラム肉輸出も10年前の年間3,645トンから2万713トンに急増。このうち胸肉とフラップ肉が1万5,340トン、首肉が1,097トンを占めている。
豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)のチーフエコノミストであるマクレー氏は、中国が理想的な顧客だと指摘。プレミアムカットだけでなく、安価な胸肉やフラップ肉、首肉などの部位の供給先も業界にとっては重要だとしている。
10/11年度の香港を含む中国向け輸出は2万7,000トン、欧州連合(EU)向けは1万2,000トンとなっている。

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