豪産牛肉、中国市場での成長に期待

中国の中所得層で豪州産の高級牛肉に対する需要が高まっていることから、豪州の牛肉産業は中国市場での成長に期待できる——。ナショナル・オーストラリア銀(NAB)中国市場開発グループのビンセント・ロー部長が指摘した。8月29日付クイーンズランド・カントリー・ライフが伝えた。
同部長は、豪食肉産業カウンシル(AMIC)がゴールドコーストで開催した2011年食肉産業会議の席で、「中国の高所得層の間では、品質と安全面において豪産牛肉への評価は高い」とコメント。中国が牛肉生産と消費で世界4位につけているものの、高品質の牛肉を生産する大手企業は一握りにとどまり、これらの高級牛肉のほとんどが冷凍製品だと説明した。
同部長によれば、中国国内の牛肉生産量は05年以来減少しており、13年までに回復が見込まれている。ただ、豚肉と鶏肉の消費が依然として高く、食肉消費全体のうち、豚肉と鶏肉が89%が占めているのが現状だ。
同部長は、中国が過去12年間に年間7%以上の経済成長を続け、現在は人口の約半分が都市部に住んでいると説明。「年間1,000万人が都市部に移っており、都市化によって消費者が高級品の購入に充てる裁量支出が拡大している」と語った。

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